新製品・新サービスのリリース時、周年記念、実績報告——メディアに取り上げてもらうチャンスがあるのにプレスリリースの書き方がわからなくて機会を逃している中小企業は少なくありません。
ChatGPTを使えば、プレスリリースの草案を30分以内に作れます。
プレスリリースの基本構成
まず、プレスリリースには決まった構成があります。記者はこの構成を前提に読むため、外れると読まれにくくなります。
- タイトル:ニュース性・インパクトが伝わる見出し(40字程度)
- リード文:5W1Hが揃った要点(200字以内)
- 本文:詳細説明・背景・引用コメント
- 会社概要:社名・所在地・設立・事業内容・URL
- 問い合わせ先:担当者名・電話・メール
AIへの指示の出し方
情報を整理してからプロンプトを作る
以下の情報をもとに、プレスリリースを作成してください。
【ニュースの内容】新サービス「〇〇」のリリース
【発表日】2026年〇月〇日
【何が新しいか・なぜニュースなのか】
・業界初の〇〇機能を搭載
・従来比50%のコスト削減を実現
・中小企業でも月額5,000円から利用可能
【背景・課題】
・中小企業の〇〇課題が深刻化している(具体的なデータがあれば)
【対象顧客】従業員20〜100名の製造業・卸売業
【代表コメント】「〇〇したい(引用したい発言の要旨)」
【会社名】〇〇株式会社
【URL】https://example.com
【形式】
・タイトル(40字以内、ニュース性を前面に)
・サブタイトル(補足情報・60字以内)
・リード文(5W1H・200字以内)
・本文(600字程度)
・代表コメント(引用形式・100字)
・会社概要
記者に読んでもらえる文章のポイント
「ニュース性」を明確にする
記者が最初に確認するのは「なぜ今、これがニュースなのか」です。AIに指示する際も「業界初」「〇%改善」「○○の課題を解決」など、ニュース性を明確に伝えると、そこを前面に出した文章になります。
数字を入れる
「大幅な改善」より「40%削減」の方が具体的で引用されやすいです。実績・データがあれば必ずAIへの情報に含めてください。
1枚(A4)に収める
プレスリリースは1枚が基本。AIが長すぎる文章を生成した場合は「A4 1枚に収まる分量に要約してください」と追加指示します。
タイトルを複数案作らせる
このプレスリリースのタイトルを5パターン作成してください。
・数字を使ったパターン
・課題解決を前面に出したパターン
・ターゲット顧客を主語にしたパターン
・インパクト重視のパターン
・業界キーワードを入れたパターン
配信先と配信方法
プレスリリースが完成したら、以下の方法で配信します。
- PR TIMES(月額費用なし・1本3〜5万円〜):国内最大のプレスリリース配信サービス。多くのメディアが購読している。
- ValuePress(1本無料プランあり):中小企業向け。まず1本無料で試せる。
- 直接送付:担当業界のメディア・ライターに直接メールで送る。地方紙・業界誌は特に効果的。
活用事例
従業員12名の食品メーカー(九州)の事例です。新商品リリースのたびに広報会社に依頼していたプレスリリース作成を自社で対応するようになりました。ChatGPTで草案を作り、代表者がコメントを加えて仕上げる体制で、1本あたり30分〜1時間で完成。PR TIMESへの配信費用のみに抑えられています。
まとめ
プレスリリースは「型」があるため、AIと相性が良いコンテンツです。まずは次のリリースや実績報告のタイミングで、ChatGPTに草案を作らせてみてください。完成した文章を読み直して代表コメントを添えるだけで、十分なクオリティのプレスリリースが完成します。

